修理事例:クラウン リヤバンパーぼかし塗装

バンパーキズ
NEWS-鈑金塗装
バンパー塗装
塗装後に撮影

早速塗装に入っておりますが、キズとしてはパテが必要な削れ具合でした。

本来、リヤバンパーを外して1本塗装したいところですが、予算を抑えるとマスキングでの左側ぼかし塗装となりました。

最近の車両は、バンパーの一部が修理不可能な車両や、バンパーを外すだけでも再設定やエラーの消去等が必要となり、ぼかし塗装との金額の差が開きがちです。
取替をしないと機能を阻害する場合がありますが、しっかりご説明しないと「あの工場は高い」と言われてしまいやすいですね。

センサー
完成後、洗車をしてご納車です

予算を抑える方法に、「キレイに仕上げるために必要な工程を省く」というものがあります。

ぼかし塗装という作業は、1本塗装に比べて塗装端部(作業しているところとしていないところの境目)が目に見えるところにきます。
そのため、現車による調色の色合わせという作業の質やマスキング・ぼかし塗装の知識・技術が影響しやすく、一つでも欠けていると「素人が見ても分かる、いかにもぼかし塗装をした」仕上がりとなります。

バンパー

安かろう悪かろうという仕事であれば、比較的参入が容易な業界です。
キレイに仕上げるために必要な知識や経験は、そういう仕事では実践が積みづらいものです。

弊社では、予算を抑えた修理方法でも1本塗装と遜色ない仕上がりを目指し、予算を抑えてもご満足いただける仕上がりを提供しています。

今回も、「全然分からなくなった!」とお喜びいただきました。

投稿者プロフィール

shusukesano
shusukesano
2022年7月時点で板金塗装工場のフロント(事故修理担当者)歴16年目。
年間700件近い事故に携わり、事故の総取扱件数は10,000件を超える。
お客様や取引先からはもちろん、同業他社のフロント担当者からの支持も厚く、困ったときは佐野に聞け!という板金工場も多い。
2022年1月に4歳になった娘と家族のため、月間残業時間10時間以下を心がけている。

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