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埼玉県新座市に工場を構えるボデーショップ佐野では、業界に関する情報を多数記事にしております。
隣接する朝霞市・志木市・和光市・所沢市や、東京都練馬区・西東京市のほか、都内のディーラーを含むお取引先からもご依頼をいただいております。

今回は、ディーラーの板金塗装担当者の方でも知らない事がある、「部品待ちの間の一時修理費用について、保険で出るのかどうか」という事を記事にしています。

結論としては、「車両保険については約款に書かれていれば出る、対物の場合でも出る事が多いと思われる」となります。
曖昧な書き方となっていますが、ほとんどの車両保険では出ると思いますし、対物の場合でもレンタカー費用より安価だと判断されれば出ます。
対物で過失が大きく車両保険未加入の場合は・・・お相手と交渉なさってください。

一時的な修理とは何か

過去に認められた一時的な修理費を記載します。
うろ覚えのものもあるかもしれません。

  • そのままでは公道走行できない状態から、とりあえず公道走行できるようにする
  • そのままでは部品落下などの危険性があるので、とりあえず落下の危険性を無くす

一時的な修理なので、部品が届けばその部品で交換します。
つまり、修理代総額とは別で出る、という事ですね。
全損の場合はどうなのかというと、何とも言えませんが、
全損と判断されるタイミングの前なら出るんじゃないかな?と予想しています。

一時的修理の具体的対策例

ドアミラーレンズが外れてしまっている

ドアミラーのレンズが無いと、後方確認が出来ず危険です。
この状態では車検が通りませんので、警察に見つかれば整備不良とみなされるでしょう。

整備工場や板金塗装工場では、ミラーのレンズの予備を置いている場合があります。
今のドアミラーレンズより小さくなる場合もありますが、とりあえず後方確認は出来るようになり、
一時的な修理としては充分でしょう。

もう見えるからこのままでいいや、と持ち逃げしていまう方がいらっしゃるかもしれませんので、
保険とはいえ、工場さん側には先払いしてもらう事をお勧めします。
金額も含め保険会社に事前相談しておけば、お客様に直接払いをしてもらえるでしょう。

リップスポイラーなど、部品の取り付け部の一部が壊れて外れかけている

あまりスピードを出さなければ大丈夫そうだけど、このまま乗っていても大丈夫だろうか、というご心配をされる方は結構いらっしゃいます。
バンパーの下のスポイラー以外にも、ドアの下にあるサイドスポイラーなんかもありますね。

こういった部品は、とりあえず外す・無理矢理つける事で一時的な修理が出来る場合があります。
破損が少なければ無理矢理つけられるかもしれませんが、外しておくのが無難です。

もちろん、無理矢理つけないと走行できない状態の部品もあります。
修理工場であれば、強力な接着剤などで止められる場合もありますが、
接着剤で止めた面を破損させないと剥がれないようなものもありますので、どちらも交換する前提で作業する必要があります。
こういった事も考慮すると、一時修理をする工場と、本格的な修理をする工場は同じ方が良いでしょう。

本格的な作業を行う工場が一時的な修理を受け入れてくれない場合は?

本記事のタイトルには「部品が来ない間」と書きましたが、最近では一部の修理工場で1か月待ち・数か月待ちというケースもございます。

そういった工場ですと、一時的な修理は受け入れられない、という事も考えられるでしょう。
一時的な修理は、内容によっては安価な割に手間がかかる、そういった保険対応をしたことが無いから手間に思う工場もあるかもしれません。

本格的な作業を行う前提、つまりどういった作業工程を後で行うか把握できる状態でないと、一時修理を行うにあたりリスクが伴う可能性もあります。
もちろん、可能な限り後の工程に支障がない・影響がない方法の選択肢を考慮したうえで、やむを得ずその修理方法になったと考えるのが普通ですが、後から「こんな一時的な修理方法をされていては想定より費用や時間がかかる」と言われたら、一時的な修理を二度と引き受けたくなくなるでしょう。

もし別々の工場で行うとしたら、そういったリスクが無いように後でどこの工場で直すのか、伝えてから進めた方が良いでしょう。

この業界にはびっくりするほど頭のおかしい工場も稀にあり、
「本作業もうちで行うと思ったから部品発注しちゃってるよ!部品代だけ払って!」
という事も考えられます。
断られるから全部は伝えない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、思わぬトラブルの種になるよりは、イレギュラーな案件だと捉え、全て伝えてから引き受けてもらった方がお互い気持ちよく進められると思います。

自分で一時的な修理をする場合は?

タッチペンや缶スプレーのような簡易塗装では認められないと思いますが、
前述の作業をご自身で行うのでその費用を保険会社に請求したい、という方もいらっしゃるかもしれません。

もしかすると、クリップやタイラップのような安価な部品代は出るかもしれませんが、工賃は出ない可能性が高いです。
また、あくまで一時的な修理なので、
「ヘッドライトの新品が2か月待ちなので社外品で一時的に取り付けします!」のような部品代は保険会社が認めない事の方が多いでしょう。
被害事故の場合は・・・とりあえず交渉するのは自由ですので、弊社にそのような相談が入ったら「確認するのは無料なので交渉してみては」と伝えます。

まとめ:まずは保険会社に相談、次に修理工場に相談してみましょう

ディーラーの板金塗装担当者や営業マン、場合によっては整備工場や板金塗装工場でも、一時修理の費用が出る事をご存知でない場合がございます。

保険会社に話をするところから修理工場に依頼すると、面倒臭がられるかもしれません。
保険会社に「一時的な修理で費用が出るか、こういう状況でこういう状態だがどういった費用が出るか」という事を確認しておくと、スムーズに対応してもらえる可能性が高いと思います。

一時修理のための移動すら危険が伴う、という事も考えられますので、ロードサービスを利用する事も検討して良いかもしれません。
なんとか走れそうと思って事故を起こす、警察に整備不良で停められるなど、状態に応じて無理はしないようにしましょう。

投稿者プロフィール

shusukesano
shusukesano
2022年7月時点で板金塗装工場のフロント(事故修理担当者)歴16年目。
年間700件近い事故に携わり、事故の総取扱件数は10,000件を超える。
お客様や取引先からはもちろん、同業他社のフロント担当者からの支持も厚く、困ったときは佐野に聞け!という板金工場も多い。
2022年1月に4歳になった娘と家族のため、月間残業時間10時間以下を心がけている。

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