クレーム対応ブログ鈑金塗装

クレーム対応について(色違いの例)

こんにちは。代表の佐野です。

最近、平成23年(9年前)に作業させていただいたお車を、クレーム対応(つまり、お客様のご負担なく)にて修理させていただきました。
お客様からご了承をいただきましたので、弊社がどのようにクレームの対応をさせていただいているか、書き連ねていきたいと思います。

ちなみに、これは作業の1年半後に撮影した写真です。

クレームの内容は、「ボンネットを修理したが、色が違って見える」というものでした。

ソリッド(中にメタリックやパールの入っていない色)以外の色では、あり得ない話ではありません。
そのため、左右のフロントフェンダーまでボカシ塗装(塗装した部分と、塗装していない部分の差を埋めるため、フェンダーの表面まで色を塗装する事)をすると色が違うように見えづらくなりますが、当時の作業ではボカシ塗装をしていなかったようです。

 

お客様より別件でご相談をご依頼いただいたタイミングで、「あの時のクレームを直してもらえるだろうか」というお話から、お預かりとなりました。

色というのは難しく、私にとって合っていてもお客様にとっては違うと感じる場合もあれば、逆の場合もあります。
(スーパービジョンという、普通の人の100倍色が見分けられる人もいるそうです)

私には少しボンネットが暗く見えましたので、クレームにて対応させていただきました。

 

こちらが作業後の写真です。

調色というものはあくまで近似色の作成であり、「今ボデーに塗られているものと全く同じ物(顔料)」を手に入れる事は基本的にできません。

そのため、100%色が合うか、と聞かれれば100%ではないのが塗装というものですが、100%に近づけるのがプロの仕事になります。
クレームが発生しないようにチェックをしておりますが、鈑金塗装は人間が行う作業がほとんどです。

調色も塗装も人間の行う作業で、色というものは温度や湿度といった環境の条件でも微妙に変化します。

また、経年劣化やバンパーなどの樹脂部品の色の違いなど、色の問題というのは修理をしなくても出てきます。
クレームが発生しないように作業を心掛けておりますが、万が一クレームが発生した場合でも対応してもらえる工場かどうかは、工場選びの基準となるかもしれません。
今後も、安心と安全を心掛けていきたいと思います。

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