埼玉県新座市に工場を構えるボデーショップ佐野では、業界に関する情報を多数記事にしております。
隣接する朝霞市・志木市・和光市・所沢市や、東京都練馬区・西東京市のほか、都内のディーラーを含むお取引先からもご依頼をいただいております。
今回は、「日本ペイントによるシンナー75%値上げ報道における影響」についての記事となります。
結論としては、「弊社では即影響があるのは修理代の1~2%ほどの値上げ、問題は5月以降」「不安であれば修理依頼先にシンナー値上げの影響を聞いてみよう」という内容になります。
私たちの発信が少しでもお役に立ち、「参考になった!」と感じていただけた方は、
ぜひ応援の気持ちを込めてGoogle口コミへの投稿をお願いしております。
- 『修理工場がシンナーの入荷不足で値上げと言っていたが、そこまで上げる必要があるのか』
- 『修理工場側だが、どう説明するか悩んでいたので、役に立った』
といったお声をいただけると、今まさに一人で悩んでいる他の方々にとっても、大きな励みや安心材料になります。皆様の率直な一言が、業界の透明性を高める力になります。
■シンナー値上げ報道とは
日本ペイント公式サイトのトピックスには無かったので、日本自動車会議所 の記事が参考にしやすいと思います。
建築関係も含め、シンナーの値上げが突然行われ、一般的に購入可能な店舗でのシンナーはすぐに売り場から消えてしまいました。
■実際の仕入れや価格転嫁はどうなのか
■ ボデーショップ佐野の場合
現状、値上がりはするが仕入れは出来ている状況です。
しかし、5月や6月以降についてはまだ確実な見通しはたっておりません。
5月以降は塗装材料費の値上げを行う必要がありそうですが、まずは塗装材料費として塗装工賃の1~2%状況次第で3%の値上げになりそうです。
一般的な修理における工賃と部品の比率が5割ずつだとして、
工賃のうち塗装工賃が6割とすると、6割にかかる3%ですので、
シンナー値上げの影響は、修理費全体では1~2%の影響と言えます。
■ ボデーショップ佐野以外の場合
色々な修理工場があり、ターゲットとする顧客層も様々ですが、
大きく値上げせざるを得ない、又は適切なシンナーが入荷しないために、
仕上がりに影響が出る工場もあるそうです。
また、副資材(塗装に関する、塗料以外の材料)も入らないという話が出ており、
仕上がりだけでなく、納期の遅延も考えられます。
具体的な仕上がりへの影響ですが、
少し色がついたリサイクルシンナーや精製度の低いシンナーを使うことにより、
色が変わらざるを得ない、という事も可能性はゼロではありません。
真っ黒な車なら見た目に影響はないかもしれませんが、
本来の仕上がりではない状況になるのであれば、
当然お客様にお伝えして、了解を得てから作業する必要があります。
■ プロとして当然の対応が行えているか
ボデーショップ佐野では、2026年4月の段階では5月からのわずかな値上げを検討しておりますが、
仕上がりに影響があるような資材の入荷状況や、大きな値上げがあれば、
事前にお客様に伝えるのがプロとして当然の対応だと思います。
仮に、お客様が「今すぐに修理する必要は無い」と考えているのであれば、
仕上がりに影響がある状況ですので、お急ぎでなければ状況が解決してからの作業を推奨するのが、プロとしての務めではないでしょうか。
公式サイトでアナウンスするだけでは足りません。
元請けにもしっかり説明をし、エンドユーザーへきちんと状況をご説明し、
ご納得の上作業を行えていれば問題無いと思います。
■ まとめ:心配なら修理依頼先に確認しましょう
「何も説明されていないけど不安」
というお客様は、修理依頼先に
- 「シンナー値上げの影響で仕上がりに影響が出ていますか?」
- 「材料の入荷が安定してから作業した方が良いですか?」
と聞いてみても良いかもしれません。
すぐに回答できない修理依頼先もあると思いますが、それは仕方がありません。
20年近くこの業界におりますが、震災の時にもシンナーは無くなりませんでした。
特に、比較的安価な作業をする工場さんでは、経営努力により安価な材料を使用する事が多く、
材料の値上げや仕入れの影響を受けやすい傾向にあると考えられます。
なお、ボデーショップ佐野では4月・5月は大きな影響が出ていない見込みです。
お困りのお客様は、お気軽にLINE・電話・メールでご相談くださいませ。
投稿者プロフィール
- 2022年7月時点で板金塗装工場のフロント(事故修理担当者)歴16年目。
年間700件近い事故に携わり、事故の総取扱件数は10,000件を超える。
お客様や取引先からはもちろん、同業他社のフロント担当者からの支持も厚く、困ったときは佐野に聞け!という板金工場も多い。
2022年1月に4歳になった娘と家族のため、月間残業時間10時間以下を心がけている。
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